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多様な綿花。

TAILOR KONGの去渡で御座います。
ビジネスファッションもカジュアル化し、チノパンを活用している方も少なくないのではないでしょうか,

チノパンと綿パンは一体何が違うのだろう、と疑問に持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、綿パンというカテゴリの中の、チノパンと考えるのが自然です。

またチノパンはカーゴパンツと色も素材も似ていのですが。チノパンはあくまでもチノクロスを使ったパンツ、カーゴパンツはもともと船員たちがはいていた作業パンツですので、カーゴパンツにはポケットがたくさん付いていて、動きやすいパンツになっています。さらに似ているパンツとして、ぺインターがありますが、読んで字の如くペンキ塗りのパンツです。このチノパン、一体なぜこんな名前が付いたのでしょうか。

 

 

チノパンはチノクロスという生地を使用し、主には茶系のベーチュや、またカーキなどの色で、コットンやポリエステル混紡の綾織りという織り方で織った素材です。

ツイルというのは、横の糸が縦の糸を二本から三本を通過して織っていくため、折り目が斜めになる織り方です、そもそも、綿産業といえば、イギリスのマンチェスターが有名ですが、綿花の栽培に適した湿った気候から、綿工業が一大産業でした。

しかし、現代でいえばファストファッションを安価にバングラディシュで製造して国内アパレルを襲ったように、、インドのコットンがイギリスを襲うのです。耐久性が高くて安いそんな理由から瞬く間に普及し、市民権を得て広がるのにそう時間はかからなかったはずです。

ポロシャツはもちろん、夏場は麻素材ジャケットにも合うチノパン。もちろん、安くて丈夫というメリットに目を付けたのは、軍隊も同じです。

19世紀、スペインやメキシコの植民地であったカリフォルニアなどの西海岸を奪ったアメリカ合衆国、米西戦争にも勝利して、スペイン植民地のフィリピンもアメリカの植民地化します、そこでアメリカ本国から軍隊を送り込むのですが、フィリピンが非常に暑く、イギリスに頼んでインド製コットンを中国経由でフィリピンに送ってもらいました。
チノパンに見られる色で、カーキがあります、このカーキ、ヒンドゥー語で土という意味。実は、チノパンにまつわるストーリーを追うと少し遡ります、19世紀末、インドに駐留していたイギリス陸軍駐留部隊の連隊長、ハリー・ラムスデン卿。
この時までは白い制服を着用していたのですが、インドでは色が目立ってしまい、狙われてしまう恐れがある為、現地に馴染みが良い、現在の色になりました。

 

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