こんにちは、tailor KONG の山本です。
今回はスーツのお話ではなく、スーツ着用時のアクセサリーの選び方についてお話したいと思います。
スーツスタイルとはネクタイやシャツだけに限ったものではありません。
それぞれを引き立てる小物が、着こなしにさらに彩りを与えます。
中でもチーフやカフスは、その代表例です。他にも3ピースのスーツにはベルトではなく、サスペンダーを利用するなど細かい使い方もあります。
それぞれの性格をしっかり把握すれば、装いをバージョンアップできること間違いないです！！
タイクリップ
ネクタイとシャツの前立て部分を挟み、固定するアクセサリーのこと。自分の好みを反映できる楽しみがあります。
プレゼントでもらうと実用品なので喜ばれる方も多いと思います。
ピンホールピン
ピンホールカラーのシャツのアイレット（ハトメ）に通し、襟もとを引き締めるためのもの。ネクタイはピンホールピンの上から引き出します。
一気にオシャレ感が増しますね。ちなみにですが、ピンホールシャツをピンホールピン無しでの着用はなしです。
ピンがある前提でのシャツになるので襟元がだらしなく見えてしまうのでお気をつけください。
ラペルピン
スーツやジャケットの襟（左胸）につけ、クラシックな印象を与えることができるアクセサリーです。
クールビズのノーネクタイ姿にも最適なアクセントになりますね。
スティックタイプ
メインの飾り部分に長い針のついているデザインでボタンホールから針を通し、針先を生地の表側に出して留めるタイプ。
ピンズ・ブローチタイプ
スティックタイプとは違い、針が短くボタンホールに挿して留めるタイプのデザイン。モチーフの種類が豊富にあり、針を通さないタイプ。
チェーンタイプ
スティックタイプにチェーンが付いたデザインと、ピンズタイプがチェーンで繋がっているデザイン。
の種類があります。
※写真のはチェーンタイプのものとなります。
チーフ
ジャケットの胸ポケットに入れるハンカチのことです。
TPOに合わせて、色柄や素材、折り方など、さまざまなバリエーションがありますが、なかでも白のコットンは持っておくべきアイテムで、スーツスタイルを凛々しくします。
ベルト
スーツの着こなしに不可欠なアイテムです。バックルはシンプルなもので、色は靴と同色を選択するとまとまりのあるスタイルになります。
ベルト穴の数は3～5個で、ちょうど真ん中で留めることができるサイズがベストです。無用なシワを作らないためにも、しっかりとしたものを選ぶことをオススメします。
カフスボタン
カフリンクスとも呼ばれるシャツの袖口を留める装身具です。
元々は地位が高い人が付けていたもので、シルバー素材のものは使い勝手が良く、ダブルカフスやコンバーチブルカフスといった袖型のシャツと高相性です。
カフスボタンとタイクリップがセットで売られていることが多いイメージです。揃っていると統一感があるのでカッコよく見えますね。
サスペンダー
ブレイシスとも呼ばれているサスペンダー。スラックスを適切な高さに保つだけでなく、美しいクリースラインを維持します。
バリエーションも豊富で、個人的にですがサスペンダーを付けている方はおしゃれな方が多いように感じます。
以上のポイントを意識してアクセサリーを選んでいただけるとこなれ感が増すので周りと差をつけていきましょう！！！
最後までありがとうございました！
明日と明後日はお休みになっています。
来週もよろしくお願いします！！！
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